PCでハイビジョン録画を始めて、
はや1年と4カ月経ちました。
ブルーレイが再生できない!とか、
ブルーレイのオーサリングでエラーが続出する!とか、
問題はいろいろありましたが、黎明期を脱したようで、
最近は落ち着いてきました。
でもときどきですが、
録画したファイルをオーサリングしようという時に、
Power Producerが白くなって、
応答なし状態のまま固まってしまうことがあります。
その原因はいくつかあるんでしょうが、
録画ファイルのどこかが壊れていると、私は見ています。
そこで、動画修復で検索したところ、
VLC Media playerが最強だという情報を目にしました。
かなりの確率で動画の修復ができるらしいです。
以前に、Power Producerが白くなって、
オーサリングをあきらめていたOVA作品の
コブラ タイムドライブというアニメで実験してみました。
以下がその時の一部始終です。
まず、VLC Media Playerをダウンロードしてインストールします。
次にVLC Media Playerを起動して、
メディアというタブから変換/保存をクリックします。
そうするとメディアを開くというウインドウが開きます。
追加というボタンを押すと、
修復する元ファイルを選べるようになりますので、
元ファイルを表示させて、開くボタンを押します。
そしたら一番下の変換/保存ボタンを押します。
すると、新しいウインドウが開き、
出力用URLと書いてある下に、
出力ファイルというボックスがあるので、
参照ボタンを押して、出力先を選択し、
さらに新しくできる修復後のファイル名と
拡張子まで入力します。(拡張子はこの場合.mpgとなります)
ファイル名は、元の名前に2とかをプラスして、
区別できるようにしましょう。
あるいは元ファイルとは
別のドライブに保存する設定にしましょう。
でないと、どっちが修復したものかわからなくなりますよ。
次にプロファイルというボックスから
Video−MPEG−2---というのを選択して、
(なんでもいいみたい)
工具のマークをクリックします。
出てきたウインドウの最初のタブ、カプセル化は、
MPEG-TSにチェックを入れます。
次のタブ、ビデオコーデックは、
ビデオとオリジナルのビデオトラックを保持に
チェックを入れます。
次のタブ、オーディオコーデックは、
オーディオとオリジナルのオーディオトラックを保持に
チェックを入れます。
最後にプロファイルに名前を付けて、保存ボタンを押します。
ボクはリペアという名前にしました。
そしたら、今作成したプロファイル“リペア”を選択して、
開始ボタンを押せば、修復作業が始まります。
後は作業が終わるのを待って、オーサリングを試してみてね。
変換時間はまちまちですが、
30分はかからなかったと思います。
ちなみにボクのオーサリング専用マシンは
マザーボードがMSIの890GXM-G65
CPUがPhenomUX4 955(ボクはアンチIntel 派です)
RAMはDDR3−1333 4GB×2枚
HDDはSATA3.0規格の1TB
OSはWindows7 64Bit版です。
さらにHDDはネイティブなSATAモード、
AHCIモードで動かしています。